「富山 庄川鮎料理」の御紹介


大きな河魚を食するのが苦手という方に富山の庄川で採れる鮎料理を紹介したいと思います。

料亭で出てくるような20cmはあろうかという大きさでは無く、12cm程度の小ぶりな鮎が料理されてきます。

造り・発酵・塩焼き等 様々に料理されてきますが、塩焼きが一番美味しいと思います。

厨房の一部では焼いている所を見せるために、座敷に向かった区画ではオープンで焼く所を観せています。

 

庄川ダムがすぐ横に有ります。

 

鮎は釣るのでは無く、竹竿で組んだ大きな捕獲機を河の上流に向けて斜めに差し込んで、鮎が自然とその上に乗っかるように仕組まれています。

その為、大きな鮎よりは小さな回遊している鮎が掛かり易いのです。

 

 

ダムの反対側にある料理屋へ向かいます。 

 

 

 

 

 

 

この石垣の上に料理屋が有ります。

 

前方には、庄川水公園が在り、井波彫刻館が隣接しています。

 

石垣の間の階段を上がると、料理屋が見えてきます。

込む前の11時45頃には入らないと、外で待つ羽目となります。

 

 

 

左が玄関で、小さな待合室が有りますが、一杯になると、外で待つようになっています。

 

中へ入り、左手が鮎焼の調理場となっており、テーブル席からも見えるように配慮されています。

 

 

従業員さんが、炭火焼で一生懸命に焼いていますが、夏は地獄のような暑さとなります。

1匹1匹の焼具合を見ながら、鮎の両側面を串を差し替えながら、程よく焼いていくのはかなりの重労働となります。

お客さんが多いので、炭火焼の炉の周り全てで焼き上げています。

 

 

大分 注文が減ったのか、片側のみで矢着ています。

鮎が小型なので、2重連に串を刺して焼いていますね。

 

テーブル席に案内され、注文をしようとテーブル上を観ましたら、ミシュランガイドにこのお店が掲載された特集がありました。

 

 

料理が運ばれてきました。

 

 

手前にある細長い皿に乗っている鮎は煮しめで、向こうにある大皿に乗っかっているのが塩焼きの鮎です。

セット料理では、塩焼き鮎が5匹しか付いていないので、もっと食したい人は、別にオーダーすることになります。(大皿が別に来ます。)

私は10匹別オーダーしています。

意外と単価が高く、@\500 です。

 

 

 

皿に乗ったあゆの状態を写した物です。

半分ほど食した後なので、数が減っています。

美味しそうに焼いてありますね。

河魚が少し苦手の人も頭からいけます。

 

鮎酢のお代わりはテーブル席に置いてあるので、たっぷりと漬けながら食します。

 

 

 

夏の鮎は美味しいのですが、秋になりますと、卵入り雌鮎が美味しい季節となります。

鮎を半分に食いちぎったものですが、卵があるのがご覧になられると思います。

こりこりとした食感が良いですね。